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マイク試聴企画

2017年07月01日

マイクは同時に比べてみなければなかなか判断できないもの
__Rock oN マイク試聴企画サイト

 
Rock oN さんの恒例企画『マイク聴き比べ』を先日 PENTANGLE STUDIO にて行いました。
音源は男性ボーカル/女性ボーカル/アコースティックギターで試したのですが、詳細はRock oN さんのサイトで試聴できるのでぜひ聴いてみて欲しいです。
エントリー編(低価格帯)とアドバンス編(中高価格帯)に分けて公開してますが、なかなか興味深い結果になっております。

中でも収穫だったのがリボンマイクの有効性。自分でもSHURE KSM353 を所有しておりますが、リボンマイクのいいところは何と言っても空気振動を綺麗に拾ってくれるところです。音は空気振動ですから、その振動をどう電気信号に置き換えるかが問題で、そこがマイクの性能として一番差になってくるところなんです。
今回試した中でもAEA N22 はこれまで自分がリボンマイクに対して持っていたイメージをガラっと変えてしまうほどのインパクトがありましたね。とても素晴らしいマイクです!



今回は本数が多かったので、できる限り同じ条件で収録できるように試行錯誤しました。
そのポイントを探った結果、ボーカルではマイクから約15cm、アコギは約20cm離すのが上下左右の位置での差が一番少ないポイントで、いつものレコーディング時に立てる場所とはだいぶ違ったセッティングになったのですが、マイク個々の差を測る意味ではちょうどいい距離だったかもしれません。

また、一度に4本づつ立てなければいけなかった理由は『テイクごとの差をできる限り少なくする』ため、少ないテイクで録り上げる必要があったからです。
ボーカルでは上の写真のようにダイアフラムをなるべく中心に寄せて、センターにウィンドスクリーンを配置。その中心を目掛けてほぼ口が付くぐらいのところで歌ってもらいました。

アコギはいつもならネック寄りの方からサウンドホール方向に向けて斜め45度ぐらいの角度で狙うのですが、その辺りは少しずれただけで音色が変わってしまう、とてもデリケートなポイントなんです。なので、ヘッドフォンをかけ横20cm(マイクを4本横に並べるため)の範囲で音色変化が少ない場所を選んで立てたのですが、アコギではやはり20cm離さないと音色の差が出てしまうことが分かりました。

このようにいつもやらないセッティングの音は、自分にとってとても新鮮な感覚を与えてくれましたし、セッティングに対してより柔軟な考え方を教えてくれたような気がします。

おはぎさん、コテカナ、森本君、お疲れさまでした〜
そして、このような貴重な機会を与えて下さった Rock oN さん、いつもありがとうございます!



 


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